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薔薇でも眺めて過ごしましょう。

そんなこんなでこれは一昨日の『ライブハウスの虎』から。キャラの濃い人達だな。

 

 

そんな中ですが本日、早速下北沢ろくでもない夜に僕ら野田サリー初登場です。

パーフェクトにやりたいものです。

そう思いつつ相変わらずMIX作業は続いてます。今日も只今日記書いてるのは深夜3時、適度な所で終わらせて軽く寝たら11時からスタジオ入ってライブです。

※ケロヨンに毎回見られてるな、、。

今こうして日記を書いてるのは暇つぶしではなくてとりあえず全体のMIXは終わったので書き出して並べて繰り返し聴く作業です。

そうしながら曲間の何秒開けようとか曲の終わらせ方、始め方とかをコツコツと図ってます、ただこれは何回か全体聴かないとイメージ出来ないので一回辺り結構な時間を取られます。

更に日記書きながらやってるのも大体人は作業しながらとか通勤、退勤みたいなタイミングが一番音楽に触れるだろうからその感じで携帯弄りながらですね。

まぁ携帯より聴く方優先にしてるから書きながら何書いてるかあんまし分かってないので今日の日記は誤字脱字凄いかも知んない。

今僕はもうすぐ終わりますけど

  • 音源制作
  • 音源に寄せてのサイト作成
  • MV作成
  • Tシャツ作成
  • 映像関係2本
  • ゆるキャラ作り←New!

とまぁ細かく出せば今日のライブの歌詞とかホームページとか腐る程あるんで大きいのはこの辺り何ですが

そこそこ沢山あって楽しいです。

大変なんだろうけど別に平気です、そんなのやりたい事だから。

 

そんな中で良いなーって話があってね、元々割と皆んなと同じ様に岡本太郎さん好きなんですけど、あの人は『作品を売らない』って事を貫いた人で、『芸術は大衆の物でどこにでも触れられる場所にあるべきだ』って考え方で何処にでも結構あります、横浜だとそごうの屋上とか、渋谷なら『明日の神話』ですね、あれも額的な保護される様な物は付けずそのまんま晒しておくってのは死後あの人の考えを踏まえて設置したそうで。

割とエリートと言いますか、家庭環境は大変だっただろうけどお金はあった家なんすよね、かの子さんだったかな?母親も父親も名のある人で。

でも実際の話、留学先のフランスから帰ってきて『今日の芸術は岡本太郎から始まる』みたいな宣言をしてそれはそれは滅茶苦茶に叩かれたそうなんです、そりゃそうだな、日本の美術界に喧嘩売ったんだから、更に彼は『絵を売らない』。

そうするとどうゆう事になるかと言ったら想像通りに孤立して貧乏になるんですね、それでも売らない、青山にあるアトリエは最大限お金をかけないように作って、それでも、もうにっちもさっちもいかなくなるんですよね、あの当時あんな絵も日本には無いし、反感買いまくってるから。

そんで岡本敏子さんてこれまた恐ろしい人が居るんだけど、『もうダメだ』って時にお手伝いさんに家にあるお金をかき集めて何か買いに行かせたと、岡本太郎は最後に豪華な飯でも買って来るんだろうくらいに思ってたら

 

薔薇を買わせてきたそうです。

 

『どうせ最後なら薔薇でも見て過ごしましょう』だって。

 

なんて言うか、この話がどの位の真実なのかは分からないけれど、世界でも屈指の素敵な話だなと僕は思ってて。それ以来僕はこうして色々やってる中でちょいちょいボロボロな瞬間とかにはこの話を思い出してます。

 

色々な事が上手くいかなかったらそれはそれで別に良いじゃんかと、殺されはしないし心の中の薔薇でも見て過ごしましょうって。

 

人としてダメになる時の1つって自分が出来なかった時にこの世の終わりくらいに自分を責める事だ。そんなものは必要無い、反省があれば良いだけだし、それから『どうだこの野郎』と自分との対決をし直せばいいだけで。どの位の時間を僕も君も持たせて貰ってるかは分からないけれども、ほんの少し気持ちに余裕があっていいんだなってこの話を知った時から思ってます。

 

あと毅然としてて好きだな、敏子さん一切その辺りがブレない、それは宗教よりも。岡本太郎ってのは2人で岡本太郎なんだなってのがよく分かる話、人間としての高貴さみたいのはそうゆう部分なんじゃないかと、お酒を1人で呑み呑み軽く酔いながら音源聴きながら僕は思います、かなりイカれてるんだろうけど素敵な物は素敵だな。

 

てな訳で音源を二周聴き直しましたが過去1番汚くて最高です。

 

良いな、こうゆう物が作りたかったんだよね。

因みにそのあとの岡本太郎はその辺りから講演とかが少しずつ入り量産品とかも作って小さなお金が入って、絵を売らないって主義も貫いたそう、厳密に言えば『画壇とかマニア、お金持ちの物に芸術をしない為に民衆が買える物は平気だけど、作品として金持ちの物には芸術をしない』って事を貫いたそうです。

そこで男を馬鹿にしない敏子さんも大概だし、駄々っ子みたいに譲らなかった太郎さんも大概だ。

 

僕もまぁ普通にしててもちょこちょこ嫌われますけど、それはそれで思い遣りは多少持ち合わせてるから別に良いやって。それでも切ない時は

薔薇でも見て過ごしましょう。

 

良い言葉だ。

 

 

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