最近ツイッターで赤いくらげってバンドの夏生ちゃんが『シールド治せる人いませんか?』的なツイートをしてたので『多分治せるような気がしているような雰囲気は持っているそんな気分でもいる』的なやり取りをしてシールドを先週受け取った。
赤いくらげとはこんなバンドさん
格好が非常に良い。良く対バンさせて貰ってて、やる度に『なんちゅう伸びしろやね』とか思うバンドさん。
んで、シールドは最近ちょいちょい調べて自作してたから多分接触不良くらいなら治せるんではないか、治せなかったらまぁそれはそれだしお金かかるの勿体無いべなと連絡して。
とりあえず音の確認。『うん、全く音が出ねぇ』マジか。
開けてみる。
ああ良かったそんなに難しい事も無さそう。ただ断線がどこまでなんかわからないから万が一シールドの真ん中がイカれてたらこのシールドは3mになるなぁ、、、なんて考えつつ
半田を外して少し切って繋げ直す。
よっしゃ!!とりあえず動作確認だっ!!!行くぞ我らがテレキャスター!!!こーい!テレキャスター!!(レッドスネークカモンっ!!)
『はい?』
、、、ほう。
とりあえず一旦ネックを上にやったり下にやったり、暫し考える。マイムマイムを颯爽と踊りながら、、そういえば台湾で投げつけたままになっちゃってたな、、ムスタングさんは元々ジャックに難があるから確認にはならないし、、、
仕方がないのでベースを取り出し動作確認。うん、大丈夫だ、ただまぁ一応暫く置いてまた確認してから渡そう。
元々シールドを自分で治すようになったのは年間で多分3本くらいは毎回変えてて、音でないと交換、それも時期などあるけどお金あるときはそこそこな値段のシールドを買うわけです、僕にとってはシールドって大事なもので。7000円とか、積み重なるともう地獄。ギターの弦に関しては仕方ないけどもこれは勿体無い。そういや自作してる人も結構いるなと思って去年オヤイデのG-SPOTに変えたのを機にこの辺りは自分で治せるようになろうと、半田と半田ごて買って挑戦。
元々僕は手先が器用じゃありません本当に、なので最初はグッシャグシャになった挙句、窓の外に投げつけそうでしたが、それではいけない、頑張れ自分と。大体構造とか理屈がわかったら簡単なパターンの物だったから今は割と問題なくやれてます。
同じ理由でギターのジャックも治せるようになりました。
まぁそれから先はいじった事無いのでアレなんですけど、そのうちボリュームとトーンは両方カット出来るようになろうと思ってます。僕は足元とヘッドで音作るのでギター側からは一つの状態で他は全部要らないので。
バンドマンじゃない人も居るかと思うけども、バンドマン特にギター関係とか馬鹿みたいにお金かかります、そのお金は出来るならスタジオ代に、1時間でもそっちに使ったほうが有意義です。もしくは凄いバンド見る為のチケット代に。例えばここでこのシールドの代わりに買うと結構な値段になる、スタジオなら相当入れる時間です。結構いい奴だしこれ。
技術を持ってて(大した技術じゃ無いけど)何か役立てるならこのくらいの事はやってあげれたら良いやね、何よりこのバンドカッコいいから。そうゆうことが連鎖して行ったら素敵なお話。
良くツイッター上で喧嘩もしてるし、最高ですよ。生きてる間に自分らの共通の項目で本気で喧嘩出来る人とどれくらい出会えるだろうか。それも貶めるとかでは無くお互いを理解しあいながらも、『それは譲らん!』『何だとこの野郎!』がどれくらい一生のうちに出来るんだろうか。
それはどんなジャンルであっても生きる醍醐味なんだよ。考えない人はそれに気付け無い、勿体無いけど。
しかも皆んな若い。良い始まり方だ。僕は26位からやっとこバンドを始めて技術もセンスもお金も仲間もおらん中で沢山遠回りして、馬鹿にも陰口も沢山叩かれて現在の面白おじさんになってるから(何?面白おじさんて)こんな環境は無かったし、だからやったったら良いなと思うのよね。 そんで金持ちになって面白おじさんにお酒を奢れ頼む助けてくれ。
バンドに歳はあんまし関係無くて、それは逆に言えば若者の特権でも無いかんねって所も込みで歳ではないのよね。圧倒されたらもうそれで良い事でしか無い。
それは同時に自分への励みにもなる。シリアスに生きたら衝突は仕方ないんですよ、ただある程度の尊敬の念が込められる相手にだけで良いと思うけども。
そんなこんなで少しでも役に立ったら幸い。バンドって多分今が1番良い時代だからね、過去にも先にも無い所に差し掛かってるし、これから何年も先『あんなバンドとやってたんすか?』とか言われたら最高よね。
まぁ僕は僕で最高なもので。