これではちょっと納得が出来ない。
これもまだイマイチ。そうゆうのをちまちまちまちま直していく。
毎日毎日仕事の合間に休憩に、ライブへ行く電車で、寝る前に、企画の打ち合わせをしながら、LINEを打ちながら。
ちまちまちまちまやっていく。
そうすると少しずつ世界が見えてくる。これは新しい滑稽のドアのアルバムに使う歌詞カードの一部だ。勿論これも途中も途中。ここからが壮絶だ。
企画を打つ。
実験的な事もしてみる。
人様の音源のレコーディングもしてみる、MIXもやる。MVを作る。
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色んな事はきっと僕の様な凡才ではやり切れてない事だって相当あるだろう。しかしそこに問題は無くて、僕は現実を生きている。人に『アーティストなら人に夢を見させるように』と言われたりするんだけど、生憎僕はファンタジーに生きていない。
僕はこうした現実をもってして人に夢を見させたい。ライブハウスに起こるバンド不足や、ノルマ問題。色んな事があるのだろう。それに不平や不満を述べるだけなら誰でも出来る指一本で出来る。この世はSNSによって爆発的に人の不満が溢れているから。
それに傷つくライブハウスの人やバンドを沢山目にする。どんどん辞めていく。
じゃあ辞めずに生活や毎日を充実させる事は無理なんだろうか?結局全ては環境では無いだろうか。
そんな事を良く考える。僕が思うに環境を変える作業は大きく売れる事ではなく、ド派手な宣伝を打つことでも無く、結局最後は
現実にする作業をずっとやる事なんだと思っている。
僕がバンドを始めた頃、『歌が下手くそ、声がゴミ』『ギターが下手くそ』『音感が無い』『暴れててパス』って良く言われてきた。未だに酷いもんだろう、けれどあまり僕には影響しない。そう言う人達、殆ど辞めてったから。無責任な声に耳を貸す必要は無い。気持ちのこもった非難だけ受け止めれば良いって僕は思っているから。
だから何かの言葉で傷ついてる人がいるなら僕の様に小さな頃からあらゆる才能をゴミくらいしか無いと言われ続けたおっさんがいる事を思い出して勇気を出しなさい。
大丈夫。大した事ないから。
心無いお遊びの言葉で日々の自分のつまらなさの溜飲を下げてる人の言葉より、自分の気持ちに真面目に信用して生きて下さい、君の現実は君しか作れない。
そんな訳で、僕は自分の『バンドマンと呑みてぇな。なんならお客さんと一日作りてぇな』と言う気持ちに正直に企画します。
やるでぇ!!最終的に僕が吐いたら皆んなで僕を叩いて下さい。平謝りします。僕、平謝りします。