パンク&ルギンスキー

そんな訳で昨日は仕事をサクサク終えてジャック&ベティまで

黄金町で降りて割とすぐでしたね、パンクの鈴木順也くんは昔からの馴染みでバンドマンでもあり映画監督でもあり

『パンク』

(※画像タッチで作品ページまで)

PFFアワード2020の作品、昔に幾つか鈴木くんから頂いたDVDの作品達から随分経って新しい作品を観たんだけど、当然の事ですけど質が物凄いしっかりしてて、音と映像と役者の見せ方みたいな物がギュッとしてましたねぇ、こういった『観ている人に回答は委ねる』系の作品て下手すると、自分語りになっちゃって自己主張の押し売りになりかけてしまうのだけど、パンクに関しては明確な意図を示す事は無いにしてもそう言った不快感は無かったな。

現実と思考が乖離していって行動が現実にみたいな。映画作る人ってこうゆう発想どこから産まれてくるんだろう、すごいなぁて思いつつ、ルギンスキーでも感じましたけど少し二次元的な世界と行き来するイメージが面白かったなー!

終わったあと鈴木くんがここで上映出来ないって心が折れた時期があってみたいな話をしていたんだけど、どんどん挑んで欲しい、それこそ一回上映するだけでも沢山のレビューがされる事でもあるし、その中には見たくない意見も当然有るだろうけど

それもまた次の作品の強度になるんじゃ無いかと。

個人的にはまた新しい作品楽しみにしてるし、つぎはどうゆう角度で物語を作るのかなって興味が有ります。

また呑み行きたいねぇー!

『LUGINSKY(ルギンスキー)』

(※画像タッチで作品ページまで)

コラージュ作家の方でしょうか、僕の勉強不足ではありますがジャン=ピエール・フジイさんの作品を使って新しい境地に連れてくようなhaienaさんの作品。

絵画に喋らせたらこうなるんだろうなと思わせるような作品だったなー、個人的にはかなり好きな世界観。多分相当豊富に映画を知ってる人なんだろうな、物語は語りによるストーリーを絵画に喋らせてるみたいな手法でここまで描き切るのは凄いとしか言いようが無い。

街とか九竜なんとかとかのゲームの世界観にも似てる、これゲームと一緒にするなとか怒られたらすんませんですけど、なんて言うのか『観てる人を孤独にする』ってのは凄いなって思っててゲームとかでも没入するとまるでそこに自分が居るかのような錯覚を覚えるじゃ無いですか、そのゲームが終わったあともなんか抜けれて無かったり。そうゆう没入感。

小さい頃少林寺の映画を観て自分も強くなったような錯覚に陥ったりしませんでした?そんな感覚。

終了後トークイベントの両監督、MCの人置いても良かったかも。

両作品共にもっと小さな場所で10人くらいでスピーカー8発くらい置いてみたら最高だなとか思いつつ。本当に観れて良かった。

あとえーとフィルマーワークスですかね、なんかレビューサイトなのかアプリなのかあるそうなので近々書いておこう。良い作品なんで気になる方は調べると出てきますからどうぞ!

最近映画は遠ざかってたんですけどまた観たいですね、こうゆう作品が産まれてるってのはなんか映画業界の希望。鉄男とか勿論ハリウッド並みの『ヒャッハー!勧善懲悪!勧善懲悪ぅううう!!分かりやすいハッピーえぇええーーー!んどぉおおおお!!』もそれはそれで有りですしシリアルママとか好きよ。頭おかしくて。ただ日本人特有なねっとりした感じはほかの国の物とは違うし異質でもあってそれがまた楽しかったりする。

いやはや最高の時間でした、両監督大変な作業の末にこう言った物を観せてくださって有難う御座います。

そんな充実した1日を過ごしつつわれわれもライブです。

今週ー!

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